富井副部長 | シアワセノテイギ-シナリオライターけんたまのいろいろなこと-

富井副部長

さて、けんたまブログ10月初めは富井副部長こと「トミィ」の酒乱について考察する。


トミィって誰?というアナタ、今すぐ「美味しんぼ」を買いなさい。


■富井富雄■東西新聞社文化部副部長。上司にはゴマをすり、部下には厳しい。
とんでもない恐妻家で酒グセも悪いが、根はいい人間なので憎まれてはいない。


性悪説のこの漫画(ぶっちゃけいい人が少ない)でも群を抜いているキャラクターの個性、それが「トミィ」である。この人、外人に中指立てるわ餃子屋のシャッターをガンガン叩くわ目上の韓国人の前でタバコを吸うわ・・・言うとキリがないほどの悪行三昧なのである。今日は特に上司である小泉局長に行った失態の数々を紹介する。


「キノコの真実」(36巻1話)

小泉局長に一升瓶を飲ませるトミィ。普通ならここでクビである。


「副部長解任?」(52巻4話)

またも酔っ払って小泉に絡むトミィ。山岡の機転によりなんとか場は納まる。この漫画は恋愛から世界経済まで全て料理で解決できる。


「史上最低の肴」(84巻2話)

今まで迷惑をかけたトミィ。禁酒をすると断固決意。その心意気に打たれた社員たちは催しを興す。しかしその場でまたも飲む、飲む、飲むトミィ。しまいには大原社主と小泉局長の口にお銚子をぶちこむ有様。


「ショウガの利きめ」(85巻5話)

前巻で宣言したにもかかわらずまたもや飲みだすトミィ。小泉局長に絡みだす。「紅ショウガが怖くて赤信号が渡れるかってんだおう!」と意味不明の発言。


他にもトミィの失態は目を見張るものがある。この機会に「美味しんぼ」を読み直してみるのも面白いかも!


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