シャドウハーツ・フロム・ザ・ニューワールド | シアワセノテイギ-シナリオライターけんたまのいろいろなこと-

シャドウハーツ・フロム・ザ・ニューワールド

8/30の日記の続き。


アレです。「地球防衛軍2」と一緒に買ったんだけど、あまりに忙しくて手がつけられなかったRPG。「1」「2」と続いて今回は3作目。1929年のアメリカを舞台に繰り広げられる壮大なストーリー、他の追随を許さない美しいグラフィック、RPGの戦いを飽きさせないジャッジメントリングも今回も取り入れる事3回目。そして圧巻なのが随所に散りばめられたギャグやパロディ、小ネタの応酬。さすが「愛と笑いのRPG」と言われる所以である。


早速プレイ。「2」の懐かしいキャラクターも出てきて嬉しい。つーか主人公ジョニーの執事レニが前作に出てたのに気づいたのはかなり後半。だって全然キャラ違うんだもん。個性あるキャラクターの中でも目を引いたのが撫裸汁流忍術(ぶらじるりゅうにんじゅつ)の使い手「フランク」。プレイしてて、最初に出た時「なんだこのおっさんは?」と思っていたがまさか仲間になるとは思わなんだ。よくわかんない忍術使うし、魔法使うときアップ(しかもとぼけた顔)になるし(回復呪文使うとき「痛いの痛いのトンデケ」とか言うし、敵を全滅させておいて「ノープロブレム、峰打ちデース(どこが峰打ちだよ!)」とか言うし)、忍術使うとき「F」って書くんだけど「なんのFだよ!」ってずっと悩んでた。


ストーリーに関しては文句はない。ダンジョンも大きすぎず比較的簡単にクリアできる。敵もまあまあ強いのである程度レベルが上がらないと苦戦するところも良し。どこかのお気軽RPGとは大違い。


ただアイテム収集がちょっと大変。何もないところにアイテムが置いてあり、○ボタンを連打しながら歩くのが面倒。怪しいなと言うところもくまなく探さなくちゃいけないしね。あとサブゲームが結構困難。コンプリートを目指すならかなり頑張らないといけない、つーか攻略本見ないとクリアできないと思う。


前回「2」があまりにも完成された最高のRPGであったため、物足りなさ感は否めない。あと各キャラクターがあまりストーリーに絡まないためサブストーリーを攻略していないと思い入れが出来ないという弱点が少しある。ただ本当に良作のRPGなので初心者にも是非おすすめ。前回と話繋がってないからここから始められるしね。


個人的には前回の主人公「ウル」は出てきて欲しかったかな~なんて思っちゃう。ジョニー、個性ないしね(最後の技は笑ったけど)


アルゼ
シャドウハーツ フロム・ザ・ニュー・ワールド(通常版)